# 08 CTO 豊島正規

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システム開発本部
CTO
「事業を、エンジニアサイドから共に創り上げ、盛り上げていく。そんなエンジニア集団でありたい」
そう語るのは、2021年4月よりSheepMedicalにCTOとして参画した豊島正規。
テックリードやマネージャーなどのロールを歴任し、技術戦略、採用・育成、エンジニア組織体制構築などの経験を活かして、今、技術力で同社ビジネスを推進。複数事業をエンジニアサイドの視点で並走するおもしろさと、今後挑戦したいことについて伺った。
 
<目次>

ITならではの“攻め”で新しい事業を牽引するおもしろさ

――まずはこれまでの経歴を教えてください。
京セラコミュニケーションシステムに新卒入社し、業務システムのパッケージ開発に従事しました。業務システム開発というと、顧客の受託事業をイメージされる方は多いかもしれませんが、自社企画をいわゆる“ゼロイチ”から立ち上げ、最終的には販売まで繋げる、やりがいと愛着のある業務でした。
 
その後、同社がアドテク事業の新規領域に参入することになり、スタートアップに出資する形で共同事業をスタートさせます。そこでも、エンジニアとしての技術力だけでなく営業も兼ね、“攻め”の姿勢で新規事業を推進していました。
一方で、アドテクに詳しくなっていくと、今度はスピード感の必要性を感じ、アドテクを極めたい!と、さらなる刺激を求めてFringe81(現Unipos株式会社)に入社。当時エンジニア数名の組織を、10倍以上に拡大するなど、組織づくりを考えながら、アドテク事業を2つ立ち上げました。
 
 
――ピアボーナスサービス「Unipos」の立ち上げも。
はい。Fringe81(現Unipos株式会社)で、従業員同士が感謝を送り合うピアボーナスWEBサービス「Unipos」の立ち上げからグロース期のシステム開発を担当しました。日々の業務で、人や組織の隅々に称賛と感謝を表彰する月次イベントが人事企画制度として根付いており、それを手動からよりユニークにシステム化しようと立ち上がったプロジェクトでした。
 
そこで感じたのも、自社サービスにおいて顧客を「見える化」し、行動や思考を理解し、マーケットフィットするかを考える楽しさや、企画からリリースまで携わる“ゼロイチ”が好きだなということ。この思想は今も活きています。ビジネスとして“攻め“を伴うフェーズを大いに経験したと思います。

「テックを強化していく」次なるフェーズへ

――そこから創業5期目のスタートアップへ。大きなきっかけがあったのでしょうか?
ちょうど新しい挑戦を考えていた時、歯科以外の新規事業拡大、M&A、テックの強化など、2021年に第2創業期フェーズを迎える弊社の役員が、テックのリード人材を探していました。
 
初めから歯科領域に飛び込もうと思っていたわけではありませんが、その話を聞いたとき偶然、私がマウスピースをしていたんですね。そのせいか事業理解・ジョインの決断までにそんなに時間はかからなくて。今思えば、次はここだ!と運命的な出会いに感じましたね(笑)。
 
また、前職の「Unipos」開発時、ヨーロッパ支社立ち上げのためベルリンに滞在しました。システムを海外向けにブラッシュアップし展開する計画でしたが、コロナ禍で立ち往生。その悔しさから、海外への再挑戦もしたかったんです。
 
――やりたかったことに挑戦する絶好のタイミングだったんですね。
創業5期目、既存のデンタル事業を支える歯科技工物づくりのためのシステム、工場立ち上げ、歯科領域のSaaS事業、新規事業と、ビジネスを多岐にわたって共創できることは、理想の環境でした。
また、“日常のあらゆるシーンに健康を“というビジョンにも共感し、治療目的から予防目的のサービス開発をしていく過程で様々にチャレンジできる、おもしろいフェーズだと感じました。
特に、システム開発経験者が得意とするオペレーション改善だけでなく、例えば、患者、クリニック、歯科技工士をI Tの力で滑らかに繋げていく、といった文脈でのサービス立ち上げができるワクワク感は大きかったです。

ダイナミックな事業展開で挑む歯科業界DX

――歯科業界のDX推進に携わるやりがいとは。
これまで私自身も、疾患になってから歯医者に通う経験しかなく、治療が終わったら完了、でした。多くの方がそうかもしれません。
治療時に、自分のデータを見せてもらえるものの、その場限り。その先、私たちの健康のためにもっとデータが活用され、病気でなくても「そろそろ歯周病検査しましょう」「次の予約を入れましょう」などの通知をもとに、私たちがもっともっと健康を考えるタッチポイントが生まれる、その役割を果たせたらと思います。
そのために歯科、患者、歯科技工士それぞれの立場で感じる治療体験をキャッチアップし、滑らかにつなげるサービスを目指しています。この未踏の領域でエンジニアリングの力を発揮しながら、ビジネスを推進することは、とてもダイナミックで、やりがいも大きいです。
 
――具体的には?
 
1.“ゼロイチ”からグロースフェーズのプロジェクト並走
まずは、システムを作ることにとどまらない「ビジネスを作る」というダイナミックスさです。
立ち上げからゼロイチで構想できる事業の醍醐味もありますし、その次のグロースフェーズに突入する事業など、様々なプロジェクトが並走しています。
特に、エンジニアサイドからでもビジネス視点で共に戦おう、一緒に作り上げよう、というマインドセットのある方と働けるのは、このタイミングにジョインする一番のやりがいですね。
 
2.海外へのチャレンジができる!グローバル展開
前述した、海外連携ができる点も大きなやりがいです。システムの国際化対応まで設計に入れたプロジェクトに携わりますし、海外メンバーへのヒアリング・オペレーションは英語。語学力もブラッシュアップされます。
SheepMedicalの事業は、国内にとどまらず、アジアを中心としたグローバル市場を開拓しています。シンガポール・台湾・フィリピン・ベトナムでの10カ国以上での法人化、さらに2021年10月には、アジア以外での初の事業展開として、米国にSheepMedical USAの設立を発表しました。
日本発のスタートアップ企業で、この規模の海外展開に関われるのはレアですし、世界と切磋琢磨できることに、心からワクワクしています。
 
3.フィールドの幅広さ。歯科技工所における「製造×ITでDX化」推進
最後は、製造ラインのDX化を含む多岐にわたるフィールドです。
患者、クリニック向けのウェブサービス開発だけでなく、自社工場(国内・海外の歯科技工所)の生産ライン・在庫管理の品質向上、業務システムの仕組み化まで「製造ラインのDX化」は他ではできないチャレンジングな業務です。
WEBサービス系企業の出身者も業務システム開発に強みを持つSIer出身者も自身の経験を活かせる機会がたくさんある環境だと考えています。
人間ではなくITで頑張る仕組みを作る、工場のDX化もダイナミックで非常に魅力ある領域だと思います。

「100年楽しく生きる。新しい日常の提案者」でいたい

――最後に、今後の事業への想いや、どんなエンジニア組織でありたいか、教えてください。
私たちの掲げる「100年楽しく生きる、日常の提案者」を体現したいです。
SheepMedicalは、未だ世の中にないけれども、社会問題を解決するような健康に関するプロダクトを生み出すのが使命。
 
その中で、健康状態を維持したり、寿命を伸ばすための未来づくりに貢献したいですが、とてつもなく大きなものではなく、暮らしの小さな変化を作っていきたい。毎日栄養の高いものを食べる、というのも健康だし、歯科で言うと、病気になる前に予防ができれば、歯を失わずに済む期間が長くなります。
プロダクトを通してそうしたサポートができ、結果的に健康寿命が伸び、100年楽しく生きられる世の中になればと思います。ひいては医療費の増大を食い止める社会的意義のある事業にもなります。
こうしたビジョンのもと、エンジニアリングの経験、知識を活かしながらも、ビジネスというより大きな枠組みで考え、常にカスタマーファーストでサービス作りに取り組める仲間を、今後もっともっと増やしていきたいと思います!一緒に戦う同志のようなエンジニア組織で、これからたくさんのビジネスを作り上げたいです。
 
SheepMedicalでは新しい仲間を募集しています。ご経歴・年齢を問わず、弊社の事業に少しでも共感し、興味を持ってくださった方は、ぜひ下記よりお気軽にエントリーください。
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